
健康診断で「胃ポリープがあります」と言われたら…心配しなくても大丈夫?
健康診断や胃カメラやバリウム検査を受けた後に、「胃ポリープがあります」と説明されると、「がんなのでは?」「手術が必要?」と不安になる方は少なくありません。
しかし、実際には胃ポリープの多くは良性であり、治療が必要ないものもたくさんあります。
今回は胃ポリープについて分かりやすくご説明します。
胃ポリープとは?
胃ポリープとは、胃の内側の粘膜が一部盛り上がってできた「できもの」のことです。
ポリープと聞くと怖いイメージを持たれる方もいますが、「ポリープ=がん」ではありません。
胃カメラ検査では比較的よく見つかる病変で、症状がなく、健康診断や人間ドックで偶然発見されることも多くあります。
胃ポリープにはいくつか種類があります
① 胃底腺ポリープ
最もよく見られる胃ポリープです。
胃の上部にできることが多く、ほとんどが良性で、がんになることは非常にまれです。
通常は治療の必要はなく、経過観察のみで問題ありません。
② 過形成性ポリープ
慢性的な胃炎が原因でできることが多いポリープです。
こちらも多くは良性ですが、大きさが大きい場合や形が変化している場合には、まれにがんが隠れていることもあるため、生検や切除をおすすめすることがあります。
また、ピロリ菌感染が原因となっていることも多く、ピロリ菌を除菌すると小さくなったり消失したりすることがあります。
③ 腫瘍性ポリープ(胃腺腫など)
頻度は多くありませんが、一部には将来的に胃がんへ進行する可能性があるポリープもあります。
その場合は、生検や内視鏡で切除する治療をご提案することがあります。
胃ポリープがあっても症状はある?
ほとんどの胃ポリープは症状がありません。
胃痛や胸やけ、胃もたれなどがある場合でも、原因は胃炎や逆流性食道炎など別の病気であることが多く、ポリープ自体が症状を起こしているケースは少ないとされています。
胃ポリープは治療が必要?
多くの胃ポリープは治療を必要としません。
ただし、
- 大きさが大きい
- 形が不整
- 出血している
- がんとの区別が必要
このような場合には、生検や内視鏡治療をご案内することがあります。
胃カメラでポリープの種類をある程度判断できますが、必要に応じて詳しい検査を行うことで、より正確な診断が可能です。
定期的な胃カメラが大切です
胃ポリープの多くは心配のない病変ですが、胃炎やピロリ菌感染、まれに早期胃がんが隠れていることもあります。
そのため、医師から定期的な胃カメラを勧められた場合は、症状がなくても継続して検査を受けることが大切です。
まとめ
胃ポリープと診断されても、必要以上に心配する必要はありません。
多くは良性で治療を必要としませんが、ポリープの種類によっては詳しい検査や経過観察が必要になることがあります。
胃カメラ検査では、ポリープの有無だけでなく、胃炎やピロリ菌感染、早期胃がんなども調べることができます。
気になる症状がある方や健康診断で異常を指摘された方は、早めに消化器内科を受診し、適切な検査を受けることをおすすめします。
やまおか胃腸・内視鏡内科クリニックでは、内視鏡専門医による苦痛の少ない胃カメラ検査を行っています。
鎮静剤を使用した検査にも対応しておりますので、「以前つらかった」「胃カメラが苦手」という方も、安心してご相談ください。
内視鏡クリニックの選び方
胃カメラ・大腸カメラを受けるクリニックを選ぶ際は、以下のポイントを確認しましょう。
日本消化器内視鏡学会の専門医が在籍しているか
鎮静剤の使用など、苦痛を軽減する工夫があるか
高精細な内視鏡システムを導入しているか
通いやすい立地・診療時間か(土曜診療の有無など)
院内の衛生管理・プライバシーへの配慮がされているか
当院は日本内視鏡学会専門医・指導医である院長が、一人ひとりの症状に合わせた丁寧な診察・検査を行っています。胃の痛みが気になる方は、我慢せずに早めに胃カメラ検査を受けましょう。





