
胃がん・大腸がんは早期発見が重要です。胃カメラ・大腸カメラによる内視鏡検査の必要性や受ける目安を、香芝市の内視鏡専門医が解説します。
「がん検診を受けた方がいいとは分かっているけれど、胃カメラや大腸カメラは怖い」
「痛そうだから、できれば受けたくない」
「仕事が忙しくて、検査に行く時間がない」
このような理由から、内視鏡検査を後回しにしている方は少なくありません。
しかし、胃がんや大腸がんは、早期の段階では自覚症状がほとんどないことがあります。そのため、症状が出てから検査を受けるのではなく、定期的な検査によって早期に病気を見つけることが重要です。
胃カメラ(胃内視鏡検査)と大腸カメラ(大腸内視鏡検査)は、消化管の粘膜を直接観察できる検査です。必要に応じて組織を採取したり、大腸ポリープをその場で切除したりできることも、内視鏡検査の大きな特徴です。
今回は、胃がん・大腸がんの早期発見に内視鏡検査がなぜ重要なのかを分かりやすく解説します。
胃がん・大腸がんは「早期発見」が重要です
がんは早期に発見できれば、治療の選択肢が広がり、身体への負担を抑えられる可能性があります。
一方で、進行してから発見された場合には、手術や薬物療法など、より大きな治療が必要になることがあります。
特に胃がんや大腸がんは、初期には次のような症状がない、または軽微なことがあります。
- 特に症状がない
- 胃の不快感が少しある程度
- 便通の変化を年齢や体調のせいだと思っている
- 少量の出血に気付かない
- 貧血を指摘されて初めて異常に気付く
つまり、「症状がないから大丈夫」とは限らないのです。
そのため、症状が出る前から適切なタイミングで検査を受けることが、胃がん・大腸がんの早期発見につながります。
胃カメラが胃がんの早期発見につながる理由
胃カメラでは、食道・胃・十二指腸の粘膜を直接観察します。
胃がんは、早期の段階では痛みや胃もたれなどの症状がほとんどないことがあります。そのため、症状だけで早期胃がんを発見することは簡単ではありません。
胃カメラでは、粘膜のわずかな色の変化や凹凸、血管や表面構造の変化などを詳しく観察できます。
必要に応じて、気になる部分の組織を採取し、詳しい検査を行うことも可能です。
胃カメラで確認できる主な病気
| 観察できる主な病気 | 特徴 |
|---|---|
| 胃がん | 早期には症状が少ないことがあります |
| 食道がん | 飲み込みにくさなどが出る前に見つかる場合があります |
| 胃潰瘍 | 腹痛や出血の原因になることがあります |
| 胃炎 | ピロリ菌感染などとの関連を確認します |
| 十二指腸潰瘍 | 腹痛や出血の原因になることがあります |
胃痛や胃もたれなどの症状がある場合はもちろんですが、症状がなくても年齢やリスクに応じて胃カメラを検討することが大切です。
大腸カメラが大腸がんの早期発見につながる理由
大腸がんは、早期には自覚症状がないことが少なくありません。
血便や腹痛、便が細くなった、便秘と下痢を繰り返すなどの症状が現れたときには、すでに病気が進行している場合もあります。
大腸カメラでは、肛門から内視鏡を挿入し、大腸全体を直接観察します。
大腸カメラの大きな特徴は、がんを早期発見するだけでなく、将来的にがんになる可能性のある大腸ポリープを発見し、必要に応じて切除できることです。
大腸がんの多くは、大腸ポリープが時間をかけて大きくなり、がん化するタイプがあります。
そのため、ポリープの段階で発見・治療することは、大腸がんの予防という点でも重要です。
胃カメラ・大腸カメラと一般的な検査の違い
健康診断や便潜血検査も大切ですが、それだけではすべての病気を診断できるわけではありません。
| 検査 | 主な目的 | 特徴 |
| 胃カメラ | 胃・食道・十二指腸の観察 | 粘膜を直接確認できる |
| 大腸カメラ | 大腸全体の観察 | ポリープの発見・切除が可能 |
| 便潜血検査 | 大腸からの出血を調べる | 陽性の場合は精密検査が必要 |
| 腹部エコー | 腹部臓器の観察 | 胃や大腸の粘膜の詳細観察には限界があります |
特に便潜血検査で陽性を指摘された場合は、「痔があるから」と自己判断せず、大腸カメラによる精密検査を受けることが重要です。
こんな症状がある方は早めに内視鏡検査を
次のような症状がある場合は、胃カメラや大腸カメラが必要になることがあります。
胃カメラを検討したい症状
- 胃痛が続く
- 胃もたれが続く
- 胸やけがある
- 酸っぱいものが上がってくる
- 食欲が低下している
- 吐き気や嘔吐がある
- 食事がつかえる
- 黒い便が出た
- 原因不明の貧血がある
- 原因不明の体重減少がある
大腸カメラを検討したい症状
- 血便が出た
- 便潜血検査が陽性だった
- 便が以前より細くなった
- 便秘が続いている
- 下痢が長く続いている
- 便秘と下痢を繰り返す
- 腹痛やお腹の張りが続く
- 排便してもスッキリしない
- 原因不明の貧血がある
- 家族に大腸がんの方がいる
このような症状がある場合は、自己判断せず、消化器内科に相談しましょう。
「怖い・痛い」から内視鏡検査を受けないのはもったいない
胃カメラや大腸カメラに対して、「苦しい」「痛い」「つらい」というイメージを持っている方も多いと思います。
特に以前、内視鏡検査でつらい経験をされた方は、次の検査に抵抗を感じることもあるでしょう。
当院では、患者様の不安や苦痛をできる限り軽減するため、鎮静剤を使用した内視鏡検査に対応しています。
鎮静剤を使用することで、うとうとと眠っているような状態で検査を受けていただけます。
「気が付いたら検査が終わっていた」
「思っていたより楽だった」
と感じられる方も多く、内視鏡検査への心理的なハードルを下げることにつながります。
※鎮静剤の使用については、体調や既往歴などを確認した上で、医師が適切に判断します。
平日忙しい方は土曜日の内視鏡検査も
「仕事が忙しくて検査に行けない」という理由で、検査を後回しにしていませんか?
病気の早期発見のためには、忙しい毎日の中でも検査を受けやすい環境を選ぶことが大切です。
やまおか胃腸・内視鏡内科クリニックでは、土曜日も胃カメラ・大腸カメラなどの内視鏡検査に対応しています。
香芝市はもちろん、広陵町、上牧町、王寺町、大和高田市、葛城市、橿原市など、周辺地域にお住まいの方にもご利用いただきやすい環境を整えています。
当院の内視鏡検査の特徴
やまおか胃腸・内視鏡内科クリニックでは、初めて胃カメラ・大腸カメラを受ける方や、以前つらい思いをした経験がある方にも安心して検査を受けていただけるよう、以下の体制を整えています。
- 鎮静剤(麻酔)を使用した検査:うとうとと眠っている間に検査が終わるため、苦痛や不快感を大きく軽減できます。
- 高精細BLI搭載カメラの導入:粘膜の微細な血管や表面構造まで鮮明に観察でき、小さな病変の早期発見につながります。
- 土曜日も検査可能:平日お忙しい方でも受診しやすい診療体制です。
- 胃カメラ・大腸カメラの同日検査に対応:1日で両方の検査を済ませたい方のご負担を軽減します。
- 駅前でアクセス良好:通いやすい立地で、お仕事帰りにも受診しやすい環境です。
胃の精密検査はもちろん、大腸ポリープや大腸がんが心配な方の大腸カメラも、あわせてご相談いただけます。
よくある質問
Q1.胃がん・大腸がんは症状がなくても検査を受けた方がよいですか?
はい。胃がんや大腸がんは、早期には症状がほとんどないことがあります。年齢や家族歴、健康診断の結果などに応じて、内視鏡検査を検討することが大切です。
Q2.胃カメラや大腸カメラは痛いですか?
感じ方には個人差がありますが、当院では鎮静剤を使用し、できる限り苦痛を軽減した検査に対応しています。不安が強い方もお気軽にご相談ください。
Q3.胃カメラと大腸カメラを同じ日に受けられますか?
はい。当院では胃カメラと大腸カメラの同日検査に対応しています。検査のために何度も通院する負担を減らしたい方にもおすすめです。
Q4.便潜血検査が陽性でした。痔があるので大腸カメラは不要ですか?
自己判断はおすすめできません。痔がある場合でも、便潜血陽性の原因が大腸ポリープや大腸がんではないことを確認することが重要です。医師に相談し、大腸カメラによる精密検査を検討しましょう。
Q5.土曜日に胃カメラ・大腸カメラを受けることはできますか?
はい。当院では平日にお仕事や家事などで時間を取りにくい方のために、土曜日も内視鏡検査に対応しています。
内視鏡クリニックの選び方
胃カメラ・大腸カメラを受けるクリニックを選ぶ際は、以下のポイントを確認しましょう。
- 日本消化器内視鏡学会の専門医が在籍しているか
- 鎮静剤の使用など、苦痛を軽減する工夫があるか
- 高精細な内視鏡システムを導入しているか
- 通いやすい立地・診療時間か(土曜診療の有無など)
- 院内の衛生管理・プライバシーへの配慮がされているか
当院は日本消化器内視鏡学会専門医・指導医である院長が、一人ひとりの症状に合わせた丁寧な診察・検査を行っています。胃の痛みが気になる方や、便秘・下痢、血便などの症状のある方は、我慢せずに早めに胃カメラ・大腸カメラ検査を受けましょう。
胃がん・大腸がんの早期発見のために、検査を先延ばしにしないことが大切です
胃がん・大腸がんは、早期には症状がないこともあります。
だからこそ、「症状が出てから」ではなく、「病気がないことを確認するため」に内視鏡検査を受けることが大切です。
胃カメラは胃・食道・十二指腸の病気の早期発見に、大腸カメラは大腸がんの早期発見だけでなく、大腸ポリープの発見・治療にも役立ちます。
「胃カメラや大腸カメラが怖い」
「以前の検査がつらかった」
「仕事が忙しくて時間が取れない」
という方も、鎮静剤を使用した検査や土曜日の検査を活用することで、内視鏡検査をより受けやすくできる場合があります。
香芝市・広陵町・上牧町・王寺町・大和高田市・葛城市・橿原市周辺で胃カメラ・大腸カメラをご検討の方は、ぜひ一度ご相談ください。
胃がん・大腸がんの早期発見は、早めの一歩から始まります。
やまおか胃腸・内視鏡内科クリニックでは、日本消化器内視鏡学会専門医・指導医である院長が、患者様一人ひとりに寄り添いながら、丁寧な内視鏡検査を行っています。
気になる症状がある方はもちろん、症状がなくても「そろそろ一度検査を受けてみよう」と思われた方も、お気軽にご相談ください。





