
胃カメラと大腸カメラは同日に受けられる?香芝市の専門医が、同日検査のメリット・流れ・注意点、鎮静剤、検査前の準備について分かりやすく解説します。
胃カメラと大腸カメラは同日にできる?
「胃カメラと大腸カメラ、両方受けたほうがいいと言われたけれど、別々の日に受けるのは大変……」
「仕事を何日も休めないので、できれば1日で検査を終わらせたい」
「胃カメラと大腸カメラを同じ日に受けることはできる?」
このような疑問をお持ちの方は少なくありません。
結論からいうと、胃カメラと大腸カメラを同じ日に受ける「同日検査」に対応している医療機関があります。
当院、やまおか胃腸・内視鏡内科クリニックでも、患者さんの状態や検査内容などを考慮したうえで、胃カメラと大腸カメラの同日検査に対応しています。
胃カメラでは食道・胃・十二指腸を、大腸カメラでは大腸を直接観察します。それぞれ観察する場所が異なるため、両方の検査が必要な方にとっては、同日に受けることで通院や検査の負担を減らせることがあります。日本消化器内視鏡学会によると、胃カメラは食道・胃・十二指腸を、大腸カメラは大腸全域などを直接観察する検査です。
この記事では、胃カメラ・大腸カメラの同日検査について、メリット、検査の流れ、注意点、鎮静剤、どのような方に向いているのかを、香芝市の内視鏡専門クリニックから分かりやすく解説します。
胃カメラと大腸カメラを同日に受けることはできます
胃カメラと大腸カメラは、基本的には別々の検査です。
胃カメラは、口または鼻から内視鏡を入れて、食道・胃・十二指腸を観察します。一方、大腸カメラは肛門から内視鏡を入れ、大腸を観察します。
そのため、
「胃の症状も気になるし、大腸の検査も受けたい」
という場合には、両方の検査を受けることがあります。
そして、医療機関の検査体制や患者さんの状態などによっては、胃カメラと大腸カメラを同じ日に実施することが可能です。
特に、
- 胃の症状と便通異常の両方がある
- 健康診断などで複数の精密検査を勧められた
- 胃カメラも大腸カメラも受けたい
- 仕事を何日も休むのが難しい
- できるだけ通院回数を減らしたい
- 鎮静剤を使って一度に検査を受けたい
という方にとって、同日検査は選択肢の一つになります。
胃カメラと大腸カメラを同日に受けるメリット
同日検査には、患者さんにとっていくつかのメリットがあります。
① 通院回数を減らせる
胃カメラと大腸カメラを別々の日に受ける場合、検査のために複数回スケジュールを空ける必要があります。
同日に受けられれば、検査のための来院回数を減らせることがあります。
仕事や育児、介護などで忙しい方にとっては、大きなメリットになるでしょう。
② 検査のために仕事を休む回数を減らせる
「平日は仕事があるので、何度も休めない」
という方も多いのではないでしょうか。
胃カメラと大腸カメラを同日に受けることで、検査のために予定を調整する回数を減らせる可能性があります。
当院では土曜日も内視鏡検査に対応していますので、平日に時間を確保することが難しい方にも受診していただきやすい体制を整えています。
③ 鎮静剤を使用して、検査への不安を軽減できる
「胃カメラが苦手」
「大腸カメラが怖い」
「以前の内視鏡検査がつらかった」
という方にとって、内視鏡検査への不安は大きな問題です。
当院では、鎮静剤を使用した胃カメラ・大腸カメラに対応しています。
鎮静剤を使用することで、うとうと眠っているような状態で検査を受けることができ、検査中の苦痛や不快感を軽減することが期待できます。
日本消化器内視鏡学会でも、胃内視鏡検査や大腸内視鏡検査で、必要に応じて鎮静薬が使用されることが説明されています。
④ 一度に食道から大腸まで確認できる
胃カメラと大腸カメラでは、観察する部位が異なります。
| 検査 | 主に観察する部位 | 主な目的 |
|---|---|---|
| 🟦 胃カメラ | 食道・胃・十二指腸 | 胃炎、潰瘍、逆流性食道炎、ポリープ、胃がんなど |
| 🟩 大腸カメラ | 大腸 | 大腸ポリープ、大腸炎、大腸がんなど |
胃カメラでは、胃だけでなく食道や十二指腸まで観察します。大腸カメラでは大腸の粘膜を直接観察し、必要に応じて組織を採取することもできます。
つまり、両方の検査を受けることで、上部消化管と大腸をそれぞれ詳しく確認できるということです。
胃カメラ・大腸カメラの同日検査はどんな人におすすめ?
すべての方に同日検査が必要なわけではありません。
しかし、次のような方では、同日検査を検討するメリットがあります。
胃の症状がある方
- 胃痛・みぞおちの痛み
- 胃もたれ
- 胸やけ
- 酸っぱいものが上がってくる
- 吐き気
- 食欲低下
- 食事がつかえる
- 胃の不快感が続く
大腸の症状がある方
- 血便
- 便潜血検査陽性
- 便秘が続く
- 下痢が続く
- 便秘と下痢を繰り返す
- 腹痛・腹部の張り
- 便が以前より細くなった
- 残便感が続く
大腸内視鏡検査は、血便や便潜血陽性だけでなく、原因不明の下痢、便秘、腹痛などでも検討される検査です。
特に、胃の症状と大腸の症状が同時にある方では、診察のうえで胃カメラと大腸カメラの両方が必要か検討します。
胃カメラと大腸カメラを同日に受ける場合の流れ
同日検査の具体的な流れは、医療機関によって異なります。
一般的には、次のような流れになります。
STEP 1 事前診察・検査の相談
まず、症状や既往歴、服用中の薬などを確認します。
胃カメラと大腸カメラの両方が必要かどうかを判断し、検査方法や注意事項について説明します。
内視鏡検査では、検査の必要性、方法、予想される危険性などについて説明を受け、十分に理解したうえで同意することが重要です。
STEP 2 大腸カメラのための前処置
大腸カメラでは、腸の中に便が残っていると十分な観察ができません。
そのため、検査前に下剤・腸管洗浄液を使用して、大腸をきれいにします。
日本消化器内視鏡学会でも、大腸内視鏡検査では検査前に下剤を使用し、腸管内をきれいにすることが説明されています。
STEP 3 胃カメラ
胃カメラでは、食道・胃・十二指腸を観察します。
必要に応じて、組織を採取する生検などを行うことがあります。
STEP 4 大腸カメラ
続いて大腸カメラを行います。
大腸全体を観察し、ポリープや炎症、腫瘍などがないか確認します。
必要に応じて、生検やポリープの処置などを行う場合があります。
STEP 5 検査後
鎮静剤を使用した場合は、検査終了後すぐに帰宅するのではなく、鎮静の影響が落ち着くまで休んでいただきます。
また、鎮静剤を使用した場合は、検査当日の自動車・バイクなどの運転はできません。
同日検査なら「準備も1回」で済む?
ここは患者さんから非常によく質問されるポイントです。
大腸カメラを受けるためには、事前に腸をきれいにするための下剤・腸管洗浄液を使用します。
胃カメラ単独の場合とは異なり、大腸カメラにはこの前処置が必要です。
胃カメラと大腸カメラを同日に受ける場合、大腸カメラのための前処置を行った状態で胃カメラも受けられるため、胃カメラと大腸カメラを別々の日に行う場合と比べ、検査日を分ける必要がありません。
ただし、食事制限や薬の調整などの具体的な方法は、検査内容や患者さんの状態によって異なります。
「何をいつまで食べてよいのか」「薬はどうすればよいのか」などは、必ず検査を受ける医療機関の指示に従ってください。
胃カメラと大腸カメラを同日に受けられない場合もあります
「同日検査なら誰でも受けられる」というわけではありません。
患者さんの年齢、体調、持病、服用薬、検査の必要性、鎮静剤の使用可否などを考慮して判断します。
たとえば、
- 体調がすぐれない
- 発熱などの症状がある
- 重い基礎疾患がある
- 抗血栓薬などを服用している
- 鎮静剤の使用が適さない
- 検査内容によって別日が望ましい
などの場合には、同日検査ではなく別日に検査を行うことがあります。
内視鏡検査では、患者さんの状態や検査内容に応じて、安全性を考慮した判断が必要です。
そのため、「胃カメラと大腸カメラを同じ日に受けたい」という希望がある場合は、事前に医師へ相談することが大切です。
胃カメラ・大腸カメラの同日検査で注意すること
同日検査にはメリットがありますが、注意点もあります。
鎮静剤を使用した場合は運転できません
鎮静剤を使用した場合、検査後の自動車・バイクなどの運転はできません。
公共交通機関を利用する、家族などに送迎をお願いするなど、帰宅方法をあらかじめ考えておきましょう。
検査前の食事・下剤について指示を守る
大腸カメラでは腸をきれいにするための前処置が必要です。
十分に腸がきれいになっていない場合、観察が難しくなり、検査を十分に行えないことがあります。
検査前の食事や下剤の飲み方については、医療機関からの説明を守りましょう。
服用中の薬は必ず伝える
特に、血液を固まりにくくする薬などを服用している方は、事前に必ず医師へ伝えてください。
自己判断で薬を中止するのではなく、医師の指示を受けることが重要です。
「胃カメラだけ」「大腸カメラだけ」でも大丈夫?
もちろんです。
胃カメラと大腸カメラは、それぞれ必要性が異なります。
例えば、
胃痛や胸やけが主な症状 → 胃カメラ
血便や便通異常が主な症状 → 大腸カメラ
というように、症状や検査結果によって必要な検査は変わります。
また、健康診断で便潜血検査が陽性になった場合などは、大腸カメラによる精密検査が重要になります。日本消化器内視鏡学会では、便潜血検査で1回でも陽性となった場合でも、大腸内視鏡検査による精密検査が強く推奨されることを説明しています。
「せっかくなので両方受けたい」という場合もありますが、まずは診察を受け、必要な検査を医師と相談することが大切です。
香芝市で胃カメラ・大腸カメラを受けるなら
やまおか胃腸・内視鏡内科クリニックでは、胃カメラ・大腸カメラの同日検査に対応しています。
「胃の症状も気になるし、大腸も一度調べたい」
「仕事を何日も休むことが難しい」
「胃カメラと大腸カメラをできるだけ一度の受診で済ませたい」
という方は、お気軽にご相談ください。
当院では、日本消化器内視鏡学会専門医・指導医である院長が、一人ひとりの症状や検査の必要性を確認したうえで、適切な検査をご提案しています。
また、内視鏡検査に対する「怖い」「痛そう」という不安をできるだけ軽減できるよう、鎮静剤を使用した胃カメラ・大腸カメラにも対応しています。
「検査中のことを考えるだけで怖い」という方も、まずはご相談ください。
さらに、平日は仕事などで受診しにくい方のために、土曜日も内視鏡検査に対応しています。
香芝市だけでなく、広陵町・上牧町・王寺町・大和高田市・葛城市・橿原市などから胃カメラ・大腸カメラを検討されている方にも、受診していただきやすい体制を整えています。
当院の内視鏡検査の特徴
やまおか胃腸・内視鏡内科クリニックでは、初めて胃カメラ・大腸カメラを受ける方や、以前つらい思いをした経験がある方にも安心して検査を受けていただけるよう、以下の体制を整えています。
🔵 鎮静剤(麻酔)を使用した検査
うとうとと眠っている間に検査が終わるため、苦痛や不快感を大きく軽減できます。
「胃カメラが怖い」「大腸カメラの痛みが心配」という方にもご相談いただけます。
※鎮静剤の使用には適応があります。検査後は自動車・バイクなどの運転ができません。
🔵 高精細BLI搭載カメラの導入
高精細BLI搭載の内視鏡システムを導入しています。
粘膜の微細な血管や表面構造などを鮮明に観察し、小さな病変の早期発見につなげます。
🔵 土曜日も検査可能
平日は仕事や家事、育児などで忙しい方でも受診しやすいよう、土曜日も内視鏡検査に対応しています。
🔵 胃カメラ・大腸カメラの同日検査に対応
患者さんの状態や検査内容などを確認したうえで、胃カメラと大腸カメラを同じ日に受けていただくことが可能です。
「一度の受診で両方の検査を受けたい」という方の負担軽減につながります。
🔵 駅前でアクセス良好
通いやすい立地で、地域の皆さまが胃腸の症状について相談しやすい環境を整えています。
胃の精密検査はもちろん、大腸ポリープや大腸がんが心配な方の大腸カメラも、あわせてご相談いただけます。
内視鏡クリニックの選び方
胃カメラ・大腸カメラを受けるクリニックを選ぶ際は、以下のポイントを確認しましょう。
① 日本消化器内視鏡学会の専門医が在籍しているか
内視鏡検査では、病変を発見するための知識や経験、必要に応じた組織検査・処置など、専門的な判断が重要です。
② 鎮静剤の使用など、苦痛を軽減する工夫があるか
「胃カメラが苦手」「以前、大腸カメラがつらかった」という方は、鎮静剤を使用した検査に対応しているか確認しましょう。
③ 高精細な内視鏡システムを導入しているか
内視鏡検査では、粘膜の細かな変化を観察することが重要です。
高精細な内視鏡システムや画像強調観察に対応しているかも、クリニック選びのポイントになります。
④ 通いやすい立地・診療時間か(土曜診療の有無など)
検査だけでなく、検査後の経過観察や定期的な検査が必要になることもあります。
駅からのアクセスや駐車場の有無、土曜日の診療・検査に対応しているかなども確認しましょう。
⑤ 院内の衛生管理・プライバシーへの配慮がされているか
安心して内視鏡検査を受けるためには、院内の衛生管理だけでなく、検査前後のプライバシーへの配慮も重要です。
よくある質問
Q1.胃カメラと大腸カメラは本当に同じ日にできますか?
はい。医療機関の検査体制や患者さんの状態などによっては、同日に受けることが可能です。
当院でも胃カメラ・大腸カメラの同日検査に対応しています。
ただし、すべての方が同日検査に適しているわけではありませんので、事前に医師へご相談ください。
Q2.胃カメラと大腸カメラを同日に受けるメリットは何ですか?
大きなメリットは、検査のための通院回数や予定調整の負担を減らせることです。
特に仕事や家事などで忙しく、何日も検査のために時間を確保することが難しい方には、同日検査が選択肢になる場合があります。
Q3.同日検査では下剤を飲まなくてもいいですか?
いいえ。大腸カメラを受ける場合は、大腸をきれいにするための下剤・腸管洗浄液が必要です。
服用方法や量、タイミングは医療機関によって異なりますので、必ず医師やスタッフの指示に従ってください。
Q4.鎮静剤を使って胃カメラと大腸カメラを受けられますか?
当院では、鎮静剤を使用した胃カメラ・大腸カメラに対応しています。
検査への不安が強い方や、以前の内視鏡検査がつらかった方にも、できるだけ苦痛の少ない検査を受けていただけるよう配慮しています。
なお、鎮静剤を使用した場合は、検査当日の自動車などの運転はできません。
Q5.胃の症状と血便があります。胃カメラと大腸カメラの両方を受けた方がいいですか?
症状によっては両方の検査が検討されることがあります。
胃痛や胃もたれなどは胃カメラ、血便や便通異常などは大腸カメラが検討される代表的な症状です。
ただし、必要な検査は症状や年齢、既往歴などによって異なりますので、まずは消化器内科でご相談ください。
まとめ|胃カメラ・大腸カメラを1日で受けたい方へ
胃カメラと大腸カメラは、それぞれ観察する部位が異なる検査です。
胃カメラでは食道・胃・十二指腸を、大腸カメラでは大腸を直接観察します。
そして、医療機関の検査体制や患者さんの状態によっては、胃カメラと大腸カメラを同日に受けることが可能です。
同日検査には、
- 通院回数を減らせる
- 仕事を休む回数を減らせる
- 検査の予定をまとめられる
- 胃と大腸を一度に詳しく確認できる
- 鎮静剤を使用して検査への不安を軽減できる場合がある
といったメリットがあります。
一方で、大腸カメラには下剤による前処置が必要であり、鎮静剤を使用した場合には検査後の運転ができないなどの注意点もあります。
そのため、「胃カメラと大腸カメラを同日に受けたい」と思ったら、まずは医師に相談して、自分に適した検査方法を選ぶことが大切です。
やまおか胃腸・内視鏡内科クリニックでは、日本消化器内視鏡学会専門医・指導医である院長が、一人ひとりの症状に合わせた丁寧な診察・検査を行っています。
鎮静剤を使用した、寝ている間に終わる楽な胃カメラ・大腸カメラに対応しており、胃カメラと大腸カメラの同日検査も行っています。
また、土曜日も内視鏡検査に対応しているため、平日は忙しくて検査を受ける時間がない方にも受診していただきやすい体制です。
胃の痛みや胃もたれ、胸やけが気になる方、便秘・下痢、血便、便潜血検査陽性などの症状がある方は、我慢せずに早めにご相談ください。
香芝市・広陵町・上牧町・王寺町・大和高田市・葛城市・橿原市で胃カメラ・大腸カメラをご検討の方も、どうぞお気軽にご相談ください。
香芝市で内視鏡専門医による鎮静剤を使った楽な胃カメラ・大腸カメラ
やまおか胃腸・内視鏡内科クリニック





